特定非営利活動法人 ヒューマンケアクラブ ストライド
就労継続支援(B型)事業所
ストライドクラブ
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第4回アジアクラブハウス会議が日本で開催されました
平成26年8月29日から31日まで、帝京平成大学中野キャンパスにおいて、第4回アジアクラブハウス会議が開催されました。 日本での開催は初めてでした。
韓国・中国・台湾・香港・インド・スリランカ・オーストラリア・アメリカと、様々な国のクラブハウスの仲間が集まりました。 総参加者276名のうち、66名が海外からの参加でした。
会議のテーマは『アジアクラブハウスのつながりと挑戦』
今回、日本は開催国でしたので、準備の段階から各国のクラブハウスと連絡を取り合い、また、会議に当たっては同時通訳で多くの参加者が参加できるように英語、韓国語、中国語の翻訳ブースを設置したり、初めての体験でしたがテーマ通り“つながりと挑戦”を実感できる体験ができました。
1日目は開会式から始まり、基調講演や全体会。 夕方からはウェルカムパーティーを行い、親睦を深めました。 2日目は全体会と分科会。ストライドクラブは「クラブハウスにおける様々な活動1」という分科会で発表をしました。
クラブハウスの良さを参加者の皆さんと共有したかったので、通訳さんのお力も借りて、会場にいる皆さんが感じているクラブハウスの良さをいろいろと教えてもらいました。
韓国のメンバーさんの「クラブハウスにいれば施設に入らなくても生活していける」との発言に、やはり国や地域、文化の違いによって障がいを持ちながら生活していくのにも様々な状況があるということ、そして、クラブハウスはどの様な状況にあってもその地域に合わせながら活動していけるのだということを実感しました。
3日目は分科会と全体会、そして最後に閉会式でした。 全大会ではストライドクラブのメンバーもリカバリーストーリーを発表しました。
そして、閉会式では参加者全員がつながりを実感できるように、「糸」というワークショップを行いました。 何色もの毛糸の玉を会場中に投げ合って、会場にいるすべての人が糸に触れている、皆つながっているんだということが実感できました。
ストライドクラブは会計、受付、動画作成などを担当し、活動中に協力し合いながら準備や事後処理を行いました。
ストライドクラブもまたクラブ内の“つながりと挑戦”を実感できました。
JCC (日本クラブハウス連合)
日本クラブハウス連合は、クラブハウス インターナショナル(Clubhouse International)が規定する国際基準によって運営している国内のクラブハウスが連携して、クラブハウス・モデルの基本的な理念および実践を正しく国内の関係に伝える。
また、クラブハウスの設立を目指しているグループを支援すると共に、クラブハウス・モデルの有効性とその評価を積極的に外部へ発信し、精神障がい者のソーシャルインクルージョン(社会的包摂)の促進も積極的に行うことを目的として活動しています。